複合機・コピー機 2024.11.26
業務用コピー機・複合機の特徴は?選び方やおすすめ機種をご紹介
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複合機・コピー機
企業によっては大型複合機ではなく、小型複合機を使いたいケースもあるでしょう。
小型複合機は多く販売されていますが、基本的にオフィスで使うものは業務用となり、家庭用のものではありません。
本記事では業務で利用できる小型複合機について、特徴や選び方、おすすめの機種をご紹介します。
目次
ここでは、小型複合機の特徴として以下の4つについて解説します。
大型複合機と小型複合機の大きな違いはサイズ感にあります。
一般的な大型複合機のサイズは横幅60cm×奥行き60cm×高さ120cmほどなのに対し、小型複合機は横幅40cm×奥行き40cm×高さ40cm程度です。
小型複合機はコンパクトなサイズのため、スペースを取らずに設置できるのが魅力です。
また、机の上にも置けることから、卓上コピー機と呼ばれることもあります。
加えて、重さにおいても大型複合機が70kg以上あるのに対し、小型複合機は軽量で業者を呼ばなくても自分で移動が可能です。
小型複合機はコピー、プリンター、スキャン、FAXの基本的な機能のみが搭載されているものが比較的多いです。
ただし、最新モデルの小型複合機では、高度な機能が元から搭載されていたり、オプションとして追加できたりすることもあります。
一方、現在の大型複合機には、カラーモノクロ印刷、自動原稿送り装置(ADF)、両面印刷機能、クラウド連携機能、インターネットFAX、ソート機能、ページ集約機能、ユーザー認証機能、A3対応、高速プリントなどが始めから搭載されています。
小型複合機を導入する際には、自社に必要な機能がついているか、オプションでつけられるかの確認が重要です。
小型複合機は家庭用と業務用とで印刷方式が異なります。
複合機の種類 | 印刷方式 | 特徴 |
---|---|---|
家庭用小型複合機 | インクジェット方式 | フチ無し印刷が可能写真も鮮やかに印刷できる消費減力が少なめ |
業務用複合機 | レーザー方式 | 耐久性が高く、印刷スピードが速いA3などの大きなサイズに対応できる100枚以上の印刷が可能 |
印刷コストはインクジェット方式で1枚あたり60〜80円程度ですが、レーザー方式は1枚あたり20円以下と安いのが特徴です。
小型複合機を購入する場合は、インクなどの消耗品も定期的に必要になります。そのため、インクジェット方式はより多くのコストがかかります。
ビジネス利用で大量の印刷をするのであれば、レーザー方式のほうがお得になるでしょう。
一般的に小型複合機をリースした場合、保守や修理には業者が訪問して対応しますが、自社で購入した場合は、自分で修理に出さなければなりません。
修理に出す方法は、郵送か、修理業者に持ち込むかのどちらかです。
また、家電販売店で購入した小型複合機の保証期間は、通常1年と短いため、注意が必要です。
修理には時間がかかることもあり、その間は複合機を使用できないうえ、修理部品の費用も発生することがあります。
そのため、リース契約をしていない小型複合機が故障した場合は、新しいものに買い替える傾向があります。
ここでは、小型複合機を選ぶ際のポイントとして、以下の5つをご紹介します。
小型複合機を選ぶ場合には、月にどれくらいの枚数印刷しているかを把握することが大切です。
一般的な目安として、月に1000枚以下の印刷を行うのであれば、小型複合機がおすすめといわれています。
複合機は機種によって、想定されている印刷枚数が異なります。
自社の印刷枚数より想定枚数が少ない機種の場合、複合機を酷使することになり、寿命が短くなるリスクがあります。
一方、想定枚数が多すぎる機種を導入すれば、導入・運用コストばかりがかかってしまうでしょう。
機種を決める前に、自社で月にどのくらい印刷するかを確認することが大切です。
印刷速度とは1分あたりに印刷できる枚数のことを指します。
印刷速度は機種によって異なり、高価な機種ほど印刷速度が速い傾向にあります。
印刷の頻度が高い場合は、印刷速度の速い小型複合機を選ぶことが業務効率化につながるといえるでしょう。
小型複合機はコンパクトですが、設置場所には注意が必要です。
置きたいスペースと本体サイズを事前に確認しましょう。
場所が狭すぎると、あとから使いづらさに気付く可能性があります。
また、小型複合機は高さがないため、床に直接置くのではなく、卓上に設置するほうが適しています。
給紙やインク交換のしやすさも考慮して選びましょう。
複合機の接続方法はUSBケーブルや有線LAN、無線LAN、Bluetoothなどがあります。
特に、Wi-Fiやスマートフォンからのデータ送信に対応しているかどうかは機種によるため、導入前に確認しておくようにしましょう。
ネットワーク接続に対応していれば、設置場所の自由度が増し、配線を気にせず設置できます。
一般的に大型複合機はA3用紙に対応していることが多いですが、小型複合機はA4までしか対応していない可能性があるので注意が必要です。
特にインクジェット方式の小型複合機はA3サイズに対応していない場合が多いです。
対応している用紙サイズについて、導入前にしっかりとチェックしておくようにしましょう。
ここからは、おすすめの小型複合機を紹介いたします。
本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 417mm×429mm×495mm |
本体重量 | 26.0kg(トナーコンテナを含まず) |
プリント速度 | 片面印刷時: カラー/モノクロ 26枚/分(A4)、27枚/分(B5、A5、A6)両面印刷時: カラー/モノクロ 13ページ/分(A4)、14ページ/分(B5、A5、A6) |
最大用紙サイズ | A4 |
京セラ史上、最小の小型カラー複合機です。
カラースプリントコストや、無駄な印刷を減らす機能を多数搭載しています。
本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 394mm×531.5mm×575mm |
本体重量 | 38.0kg(トナーコンテナを含まず) |
プリント速度 | 片面印刷時: カラー/モノクロ 35ページ/分(A4)両面印刷時: カラー/モノクロ 17.5ページ/分(A4) |
最大用紙サイズ | A4 |
シンプルなアイコン・グラフィックにより、直感的・簡単操作を実現しています。
また、ビジネスで欠かせないタイムリーなモバイル・クラウド連携が可能です。
本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 420mm×528mm×572mm |
本体重量 | 約34.9kg( 本体+ADF、消耗品含む) |
プリント速度 | A4タテ 40枚/分B5タテ 42枚/分 |
最大用紙サイズ | A4 |
操作画面は、「ベーシックスタイル」と「クラシックスタイル」の二つのスタイルから切り替えが可能です。
必要性や利用頻度に合わせてお好みの操作を選択できます。
また、操作画面より、表示しているWebブラウザーのプリントが可能です。
訪問先の企業の情報や地図を手軽に印刷できます。
小型複合機はコンパクトさが大きなメリットで、印刷枚数が少ないオフィスに適しています。
小型複合機には家庭用と業務用のものがあり、印刷にかかるコストが異なります。
本体の安さだけで導入すると、運用コストがかかる可能性があるので注意しましょう。
今回ご紹介した導入のポイントやおすすめ製品をチェックして、オフィスにぴったりな複合機を選んでください。
ファーストは、業界内で最もコストパフォーマンスに優れたランニングコストを提供しています。
また、200種以上の機種からオフィスに適した小型複合機を選べます。
小型複合機のリースにも対応していますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。
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