
複合機・コピー機 2025.08.29
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プリンターの導入を検討している方の中には、「インクジェットプリンター」と「レーザープリンター」の違いがわからない方や、どちらを選ぶべきか迷っている方もいるでしょう。両者にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、使用目的や重視するポイントによって選ぶことが重要です。
この記事では、インクジェットプリンターとレーザープリンターの違いを項目ごとに比較・解説します。 また、それぞれのプリンターが適しているケースもご紹介していますので、選ぶ際の参考にしてください。
目次
プリンターには主に「インクジェット」と「レーザー」の2種類があり、それぞれ印刷方式や適した用途、コスト面に違いがあります。まずは、インクジェットプリンターとレーザープリンターの違いをわかりやすく解説します。
インクジェットプリンターは、用紙などに微細なインクを吹き付けて印刷する方式が採用されたプリンターです。
数種類の細かい液体インクを使用し、繊細な画像や色のグラデーションを再現できるため、写真など高解像度のプリントに適しています。
また、本体価格や電気代、交換部品のコストがレーザープリンターよりも比較的安価な点も魅力です。
ただし、インクを噴射する性質上、印刷後に乾くまで時間がかかることがあり、水に弱く、にじみやすいというデメリットもあります。
レーザープリンターは、レーザー光線によって「トナー」と呼ばれる粉末状の樹脂をドラムに吹き付けて紙に転写し、熱で定着させる方式のプリンターです。
印刷速度が速く、文字がくっきりと仕上がるため、ビジネス文書や大量印刷に向いています。
なお、本体価格や電気代などのランニングコストは、インクジェットに比べて高めです。
インクジェットプリンターとレーザープリンターは、それぞれ印刷方式や印刷速度、コスト、適した用紙などが異なります。インクジェットプリンターとレーザープリンターの違いは、以下の表の通りです。
比較項目 | インクジェット | レーザー |
印刷方式 | インク | トナー |
印刷速度 | 遅い | 速い |
品質・解像度 | 高い | 低い |
インク・トナー代 | 高い | 安い |
電気代 | 安い | 高い |
本体価格 | 安い | 高い |
用紙 | 光沢紙、コート紙、 マット紙(加工紙類)、インクジェット紙 | 普通紙、上質紙、再生紙、 レーザープリンター用紙 (非加工紙類)マット紙 |
ここでは、項目別に両者の違いを比較していきましょう。
インクジェットプリンターは、インクを細かく吹きかけながらゆっくりと印刷を行う方式を採用しており、印刷速度はやや遅めです。
数枚程度の印刷には向いていますが、大量印刷には不向きです。
一方、レーザープリンターはトナーで紙に一気に転写するため、印刷スピードが速く、大量印刷に適しています。
インクジェットプリンターは、非常に小さな単位で、色数の制限なくインクを噴射できることから、繊細で複雑な画像や写真の印刷に向いています。
グラデーションや細かな色の表現も得意です。
レーザープリンターは文字やグラフなどを鮮明に印刷できるため、レポートや資料など文書中心の印刷に適しています。
インク・トナー代の運用コストの面では、レーザープリンターのほうがコストパフォーマンスに優れています。
インクジェットプリンターは1カートリッジあたりの印刷枚数が少ないため、カートリッジの交換頻度が高くなり、1枚あたりの印刷コストが割高になる傾向があります。
それに対してレーザープリンターは、1つのトナーで大量に印刷することが可能です。
これにより、1枚あたりのコストが抑えられ、交換の頻度も少なく済むのがメリットといえるでしょう。
電気代は、インクジェットプリンターが安い傾向にあります。
インクジェットプリンターは印刷時の消費電力が少なく、日常使いでの電気代が安くなりやすいためです。
一方、レーザープリンターは高温でトナーを定着させる仕組みであり、多くの電力を必要とすることから電気代が高くなりやすい点に注意が必要です。
インクジェットプリンターは構造が比較的シンプルなため、製造コストが抑えられ、その分本体価格もリーズナブルです。
レーザープリンターは高温定着などの複雑な仕組みや耐久性を備えている分、インクジェットプリンターよりも本体価格が高くなる傾向があります。
高性能な業務用モデルでは、数百万円のものもあります。
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インクジェットプリンターとレーザープリンターは、使用できる用紙にも違いがあります。
インクジェットに適しているのは、光沢紙・コート紙・マット紙などの加工紙です。
これらはインクの吸収性が高く、写真やイラストをきれいに印刷できます。
普通紙や再生紙も使用できますが、インクがにじみやすいため用紙に合わせた設定が必要です。
レーザープリンターには非加工紙類が適しており、普通紙・上質紙・再生紙などが推奨されます。
光沢紙は熱に弱く、レーザープリンターで表面が溶ける恐れや、紙詰まりやドラムの汚れといったトラブルの原因にもなりかねないため、使用は避けたほうが良いでしょう。
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インクジェットとレーザーは、それぞれ得意な用途や特性が異なるため、利用シーンに応じた選択が重要です。
ここでは、以下の表に両者のメリット・デメリットを整理し、どのようなケースに向いているかを解説します。
メリット | デメリット | |
インクジェット | ●写真などの複雑な画像を綺麗に印刷できる ●消費電力費用、本体価格が比較的安い | ●プリントしてから乾くまでに時間がかかる ●水に弱いためにじみやすい ●1枚あたりの印刷費用が高め |
レーザー | ●小さな文字やグラフをはっきり印刷できる ●印刷速度が速い ●1枚あたりの印刷コストが安い | ●複雑な画像の印刷には向いていない ●消費電力費用、本体価格が比較的高い |
インクジェットプリンターは、画像や色表現に強く、写真やデザイン資料の印刷に最適です。
また、印刷頻度が少ないユーザーや小規模オフィスにも導入しやすいといった、コスト面の利点があります。
具体的な活用シーンは、以下の通りです。
インクジェットプリンターは、写真やグラフなどのフルカラー印刷に優れた性能を発揮します。
インクを微細に噴射する印刷方法のため、色の再現性が高く、デザイン資料や提案書などで視覚的な訴求力を求められる業種に適しているでしょう。
また、光沢紙などの特殊用紙にも対応できるため、不動産・広告・クリエイティブ系の企業など、印刷品質を重視する用途にもおすすめです。
日常的な印刷が少ない事業所や、特定の帳票や書類のみを印刷するケースでは、インクジェットプリンターが効率的です。
構造がシンプルで本体価格も比較的安価なため、初期導入コストを抑えつつ必要最低限の機能は欲しいという場面で有用です。
コストを抑えて導入したい小規模事業者や、サブ機としての活用にも向いています。
レーザープリンターは、印刷速度や耐久性、コスト効率に優れており、ビジネス文書の大量印刷やオフィスでの安定運用を求める場面に最適です。
続いて、レーザープリンターが力を発揮する次の2つの具体的なケースをご紹介します。
契約書・報告書・社内配布資料など、文字主体の文書を日常的に大量に印刷する業務には、レーザープリンターが最適です。
印刷スピードが速く、1本のトナーで出力できる枚数も多いため、大量印刷時のコストを抑えられます。
また、文字の輪郭がシャープに印刷されるため、ビジネス文書としての読みやすさや見た目の整った印象にもつながります。
オフィス全体でプリンターを共有する環境では、頻繁な消耗品の交換や印刷トラブルは業務の妨げになってしまいます。
レーザープリンターであれば、トナーカートリッジ1本で大量印刷が可能なため、交換頻度が少なく、補充の手間を削減できます。
さらに、給紙容量の多いモデルやネットワーク対応機も豊富にあり、複数人での同時利用や印刷ジョブの集中処理にも対応可能です。
業務の効率化と安定稼働を重視するオフィスなどにおすすめです。
インクジェットプリンターは高画質な印刷が可能で、本体価格や電気代も抑えられるため、コスト面での魅力があります。
また、企業のサブ機としてもおすすめです。ただし、印刷速度が遅く大量印刷には不向きなこともあり、利用目的によっては適さない場合もあります。
一方、レーザープリンターはインクジェットに比べて初期費用が高めですが、印刷速度が速くビジネス文書を大量印刷する際や、安定運用したい場合に最適です。
業務効率を考慮すると、長期的にはコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。
ファーストでは、OA機器のリースサービスを提供しており、豊富な種類のプリンターを取り扱っています。
インクジェットプリンターとレーザープリンターの選定に関するご相談も承っておりますので、複合機やコピー機の導入を検討されている方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
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