複合機のリース料金の相場は?料金を左右する要素やポイントを解説

複合機・コピー機

複合機・コピー機の導入を検討する際に、気になるのは「リース料金の相場がいくらくらいなのか」でしょう。
リースするよりも複合機のレンタルのほうが安いのでは、と考える方もいるかもしれません。

今回は、複合機・コピー機のリース料金の相場はいくらくらいなのか、なぜ料金に幅があるのかを解説します。
また、複合機をリースする際のポイントもご紹介しますので、参考にしてください。

複合機・コピー機のリースの相場・金額

複合機・コピー機のリース料金1か月の相場は一般的に4,000〜25,000円程度といわれています。

ただし、コピー機・複合機の機能やオプションなどによって、リース料金は変動するため、一概にはいえません。
おおよその目安として考えておくと良いでしょう。

複合機のリース契約については次のページで詳しくご紹介しています。リース契約について興味がある方は、ご一読ください。

複合機のリース契約とは?契約の種類やメリット、注意点、契約の流れを解説

複合機・コピー機のリース料金の相場に幅がある理由

ここからは、複合機・コピー機のリース料金の相場に幅がある理由を5つ紹介します。

  • 印刷速度
  • 機能・オプション
  • カラー・モノクロ
  • 契約期間
  • 輸送・設置費用

では、1つずつ見ていきましょう。

印刷速度

印刷速度とは1分間でA4サイズをどれくらい印刷できるかを指します。

印刷速度が速いほど耐久性の高い機器となり、費用も高くなる傾向があります。
そのため、同じシリーズの複合機・コピー機でも、印刷速度によって定価が100〜300万円となり、リース料金にも反映することが少なくありません。

機能・オプション

複合機・コピー機に標準搭載されている機能によってもリース料金は大きく変動します。

高機能な複合機ほどリース料金は高くなり、機能が少ない、あるいは古いものであるほど下がる傾向にあります。

特に次の4つの機能はリース料金に影響すると考えられるでしょう。

  • 給紙カセットの数
  • 自動原稿送り装置(ADF)の有無
  • ステープル機能の有無
  • Wi-Fiへの対応

ただし、必要な機能がついていない場合にはオプションとして購入が必要になる可能性があります。

カラー・モノクロ

複合機・コピー機の印刷がカラー対応かモノクロ専用かでもリース料金は変わってきます。
リース料金は、モノクロ専用が安く、カラー印刷できるほうが高い傾向です。

カラー印刷できるタイプはモノクロ印刷も対応していますが、モノクロ専用だとカラー印刷ができない点に注意しましょう。

契約期間

複合機・コピー機のリース料金は契約期間によって異なります。

リース契約とは「導入企業が選んだ機種をリース会社が代わりに購入し、その機種を利用する代わりに月々費用を支払う」という契約方法です。
このとき、リース料金にはリース会社のとり分である「リース料率」がかけられています。

リース期間が短いと、1か月あたりのリース料率が高くなりますが、期間が長ければ料率は下がり、月額の支払いも安くなります。

しかし、月額の支払いが安くなるからといって総額が低くなるわけではない点に注意しましょう。

例えば、総額130万円の機器を3年契約(リース料率3%)、7年契約(リース料率1.5%)でリースした場合の月額と総額は以下の通りです。

契約期間リース料率月額総額
3年契約3%39,000円1,404,000円
7年契約1.5%19,500円1,638,000円
※リース料率は仮あて

月額料金が安いのは7年契約であるものの、総額では3年契約より234,000円高くなります。
このように、月額料金と総額は相関しないことが重要なポイントです。

輸送・設置費用

一般的に、リース料金には複合機・コピー機の輸送と設置にかかる費用が含まれています。

輸送・設置費用は、機種の大きさや輸送距離によって数万〜10万円程度の費用がかかります。

また、エレベーターがなく階段のみの建物内に設置する場合には、階段運搬に費用が発生するケースもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

複合機・コピー機のリース料金に関するポイント

次に、複合機・コピー機のリース料金に関するポイントとして、以下の2つを紹介します。

  • リース料金だけでなく保守料もかかる
  • 複数社から相見積もりをとって検討する

リース料金だけでなく保守料もかかる

複合機・コピー機のリースには、リース料金以外に保守料金がかかることを忘れないようにしましょう。
保守料金とは複合機の維持費のことで、複合機・コピー機の導入にあたって保守契約を締結した際に発生するコストのことです。

保守契約には以下のようなものがあります。

カウンター保守キット保守スポット契約
・毎月の印刷枚数(カウンター)に基づいて保守料金が確定する
・トナー代やメンテナンス代が含まれる
・保守機能付きトナーキットを購入でメンテナンスを受けられる
・リサイクルトナーや非正規品によるトラブルは保守の対象外
・消耗品購入、メンテナンス・点検・修理の実施の都度費用が発生する
・ランニングコストは抑えられるが思わぬ費用が発生するリスクがある

それぞれの保守の特徴や料金体系を確認し、リース料金の安さだけではなく、トータルの費用を把握して選択することが大切です。

なお、カウンター料金については次のページで詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。

複合機のカウンター料金とは?相場やメリット・デメリット、注意点を解説

複数社から相見積もりをとって検討する

複合機・コピー機をリースする際は複数社から相見積もりを取るのがおすすめです。

複数社に対して同じ条件で見積もりをとることで、各社の料金や内容を比較できます。
少なくとも、2〜3社から相見積もりをとることが好ましいでしょう。

リース会社によっては他社の見積もりを提示すると価格が安くなる場合もあります。

しかし、どの会社も自分の会社で契約してほしいため、さまざまな交渉をしてくるかもしれません。
「今決めれば安くする」という言葉に惑わされず、相見積もりをとって慎重に検討するようにしましょう。

まとめ

複合機・コピー機のリースの相場は、一般的に4,000〜25,000円程度です。

機器の印刷速度やカラー・モノクロ印刷、契約期間、輸送・設置距離などによって金額は異なります。
また、リース金額だけではなく保守料金も確認しておきましょう。

リース料金の相場を正しく理解して、信頼できる業者と契約することが大切です。
相見積もりをして、金額や内容に納得してから導入を決めましょう。

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