
複合機・コピー機 2025.03.04
複合機の重さはどのくらい?オフィスの規模別の選び方やメーカ-別の重さ一覧をご紹介
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複合機・コピー機
複合機は1台で印刷やコピー、FAXなどが利用できる便利なオフィス機器です。
しかし、すべての方が導入するべきかといったらそうではありません。条件によってはプリンターのほうが向いていることもあります。
この記事では、複合機の定義や特徴、プリンターとの違いや複合機の導入がおすすめのケースを紹介しています。
それぞれを把握すれば、本当に必要なのは複合機なのかプリンターなのか判断できるでしょう。
複合機について知りたい方や購入を検討している方は参考にしてください。
目次
まずは複合機について詳しく解説していきます。
特徴を把握することで、自分に必要かどうか判断できるようになるため、しっかりと理解を深めていきましょう。
複合機は印刷、コピー(複写)だけでなく、スキャン、FAX、ステープラーといった、多くの機能を搭載した機器です。
最近では、オフィスだけではなく家庭でも利用できる複合機が販売されています。
そのため、自社オフィスがない個人事業主でも規模に応じた複合機を選ぶことが可能です。
複合機とプリンターは異なりますが、両方を「コピー機」と称していることもあります。
自分が購入しようとしているのが、複合機とプリンターのどちらなのかを把握し、間違えないようにしましょう。
複合機には書類の印刷やコピーなど事務業務で必要な機能が盛り込まれており、業務を一台でこなすことができるため、多くの機器を購入する必要がありません。
しかし、複合機に不具合が生じるとすべての機能が使えなくなる可能性があります。
そのため、複合機の故障時には業務がストップしてしまうのがデメリットです。
複合機の購入を検討している方は、故障時の対応をどうするのか事前に考えておきましょう。
具体的な複合機の機能の一部をご紹介します。
近年ではリモートワークや在宅ワークが普及するにつれ、IoT機能や強固なセキュリティ機能が搭載されるようになりました。
AIの活用やメーカーが提供するアプリによる拡張機能など、業務効率化につながるさまざまな機能が登場しています。
複合機の機能については以下の記事で詳しく解説しています。
複合機・コピー機・プリンターの違いとは?それぞれの機能の特徴を解説
複合機には以下の3種類あります。それぞれの特徴をまとめました。
複合機の種類 | 特徴 |
デジタルフルカラー複合機 | カラー印刷ができるため、プレゼンや顧客説明資料をわかりやすく作れる印刷以外にもハイスピード印刷、ネットワーク対応、クラウド機能などを搭載可能 |
デジタルモノクロ複合機 | デジタルフルカラー複合機のモノクロ版社内向けの文書や報告書の印刷がメインの事務所向けデジタルフルカラー複合機に比べ、印刷コストが低く、印刷速度が速い |
デジタル広幅複合機 | ポスターや建築図面などの大判印刷が可能な多機能複合機はがきサイズからA0サイズまで印刷でき、図面のスキャン機能やFAX機能も備える |
複合機は種類によって、適した使用方法や環境が変わります。
例えば、印刷する書類が社内向け資料ばかりであれば、カラー印刷機能は必須ではないでしょう。
営業活動が主体の部署であれば、資料にてお客様にわかりやすく説明するためにも、フルカラー印刷機能は必要になります。
複合機とプリンターの違いは下表のとおりです。
複合機 | プリンター | |
機能 | 多機能 | 単独 |
導入費用 | 高額 | 低価格 |
サイズ | 広い設置スペースが必要 | 小スペースでOK |
印刷速度 | プリンターよりも速い | 複合機よりも遅い |
印刷コスト | プリンターよりも高い | 複合機よりも安い |
各項目について順番に解説していきます。
複合機にはさまざまな機能が備えつけられているため、一台設置しておけば個別機能の機器を購入する必要がなくなります。
一方、プリンターは印刷しかできないため、他の機能が欲しい場合は別途専用機器を購入しなければいけません。
なお、プリンターは印刷方法によって以下の2種類があります。
【インクジェットプリンター】
【レーザープリンター】
プリンター購入時は、上記の違いを理解して適した種類を選びましょう。
複合機とプリンターの導入費用は以下のとおりです。
複合機 | プリンター | |
本体台 | 新品:約50~150万円中古:約20~30万円リース:約5,000~2万5,000円/月レンタル:約5,000~1万5,000円/月 | 新品:約1~10万円以上レンタル:約1,000~5,000円/月 |
設置・搬入費用 | 設置費用:約2万5,000~5万円搬入費用:約1万5,000~6万円※リースの場合は初期費用なし | 約3~4万円 |
複合機・プリンターの導入方法は主に4種類あります。
自己資産にするために新品で購入、または中古での購入、期間を決めて借りるリース、そしてレンタルです。
プリンターは基本的に印刷機能が主なので本体代金も1万円台からと比較的低価格で導入できます。
一方で、多機能性を持つ複合機は、どの導入方法を選んでもプリンターよりも価格が高くなる傾向にあります。
新品を購入する場合、価格が100万円を超えることも珍しくありません。
また、複合機はプリンターよりもサイズが大きく重量も重い傾向にあるため、搬入や設置には追加の費用がかかることが一般的です。
複合機を購入する際は本体価格だけで判断せず、総額でいくら必要なのか確認しましょう。
なお、リースの場合は初期費用がかからないため、導入コストを削減することが可能です。
複合機のリース契約については以下の記事で詳しく解説しております。
興味のある方はぜひこちらもご覧ください。
複合機のリース料金の相場は?料金を左右する要素やポイントを解説
複合機のサイズは幅(W)、奥行き(D)、高さ(H)の順でmm単位で表され、一般的なサイズは600×600×1200mmです。
このサイズはメーカーやモデルによって異なるため、購入時の目安として参考にしてみてください。
複合機の重さは50~100kgあるので、机の上に置くことはできません。
部屋の一角に複合機用のスペースを確保する必要があるため、部屋はある程度広い方が良いでしょう。
一方、プリンターは350~500×400~500×200~400mm程度と、机の上におけるサイズです。
プリンターは複合機より小型傾向にあり、置く場所に困ることはありません。
プリンターの重さも種類によりばらつきがありますが、一人で簡単に移動できます。
複合機のサイズや小型の複合機については以下の記事で紹介しています。
複合機のサイズについてはこちら:複合機コピー機のサイズを徹底解説|導入前に確認したいポイントもご紹介
小型の複合機についてはこちら:小型複合機とは?特徴や選び方、おすすめの機種をご紹介
印刷速度はプリンターよりも複合機の方が早い傾向にあります。
商品ごとに違いはありますが、1分当たり4~6枚ほど多く印刷が可能です。
なお、印刷コストに関してはプリンターの方が優れており、モノクロは1枚当たり1~1.5円程度、カラーは10~14円程度安く印刷が可能です。
ただし、複合機でもハイスペックモデルであれば高速印刷機能が付いています。
印刷速度や印刷コストによって、複合機かプリンターを選ぶかを決めましょう。
複合機のカウンター料金とは?相場やメリット・デメリット、注意点を解説
複合機とコピー機の違いについてはこちらの記事で解説しています。
複合機・コピー機・プリンターの違いとは?それぞれの機能の特徴を解説
複合機とプリンター、どちらが自分に適しているか迷っている方に向けて、それぞれおすすめのケースをご紹介します。
複合機は、印刷、FAX、スキャン、コピーなど、複数の機能を一台でこなせるため、さまざまな業務を行うオフィスにおすすめです。
個別で専用機器を購入するよりも費用と時間、スペースの節約ができます。
また、業務効率化やデジタル化を推進している企業にも複合機が適しています。
複合機であれば、アプリケーションやITツールとの連携ができるため、印刷や書類の取り込みなどの業務効率を上げることが可能です。
上記に当てはまり、費用に余裕があれば複合機の購入を検討してみましょう。
自宅や小規模オフィスではプリンターがおすすめです。
プリンターは初期導入費用やインクやトナーなどのランニングコストを抑えられるため、経済的な負担が少ないのがメリットです。
複合機は設置場所の確保が必要ですが、プリンターであれば机の上や棚の上にも置けるため、狭い部屋でも困りません。
自宅の一室や、小規模オフィスでスペースに余裕がない場合でも設置可能です。
なかにはスキャン機能やFAX機能が付いたプリンターもあるため、基本的な追加機能が必要な場合にも対応できます。
複合機は1台でさまざまな役目を果たしてくれるため、一定規模以上の事務作業を行うオフィスで活躍します。
複合機を設置すれば、複数の専用機器を購入する手間と設置するスペースを省くことが可能です。
しかし、個人事業主や小規模オフィスには複合機が適さないケースもあります。
どちらを選ぶかは、自身の業務の規模や必要とする機能、設置スペースなど、具体的な条件を考慮して決定してください。
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