
防犯機器 2025.03.04
防犯カメラの画素数とは?解像度との関係や、選び方について解説
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防犯カメラには、トラブルや犯罪を抑止できたり、業務効率化に役立てられたりと、さまざまなメリットがあります。
そこで本記事では、防犯カメラを設置するメリットやデメリットについて解説します。
防犯カメラの種類も紹介しているので、防犯カメラの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
防犯カメラを設置するメリットは以下の7つです。
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
防犯カメラを設置することで、トラブルや犯罪の抑止効果があります。
空き巣や強盗などの犯罪行為を企む人物は、「なるべく防犯意識が低く、逮捕されるリスクが小さい家や事務所を狙おう」と考えるものです。
防犯カメラを設置しておけば、こうした人物への牽制になり、犯罪行為のターゲットとして選ばれにくくなります。
防犯カメラを目立つ位置に設置しておいたり、「監視強化中」などのステッカーを貼っておいたりすることで、抑止効果はさらに高まるでしょう。
万が一、トラブルや事故が発生した場合も、防犯カメラがあれば決定的な証拠を残すことができます。
撮影した映像を警察に提供すれば、犯人特定に役立ちます。
犯行の瞬間が映っていればベストですが、犯行があった時間帯に付近をうろついていた人物がいたというだけでも、捜査における重要な情報になるでしょう。
カメラが犯人に破壊された場合も、録画情報をクラウドに保存しておけば映像を残せます。
実際に、警視庁の報告では令和5年に警視庁本部が録画した1,022件の映像データのうち540件が、犯人の検挙活動や事件解決に活用したと報告されています。
オフィスや店舗に監視カメラを設置し、その事実を従業員に周知しておけば、内部不正やハラスメントの防止にもつながります。
万が一、打ち上げ金の盗難や、パワハラ、セクハラといったトラブルが起きてしまった場合も、録画データが残っていれば問題解決が容易になるでしょう。
さらに、監視カメラに音声録音機能がついていれば、誰がどのような発言をしたのかも記録に残るため、「言った、言わない」の水掛け論を回避できます。
オフィスや店舗に監視カメラを設置しておけば、従業員の勤務態度や接客の様子を確認し、指導の参考にすることが可能です。
従業員本人も、自分が映っている映像を見ることで、勤務態度や接客方法を客観的に確認できるため、改善するべきポイントがわかりやすいでしょう。
また、複数店舗を経営している場合、手本とすべき接客方法やクレーム対応の映像を共有することで、企業全体の接客の質を底上げすることも可能です。
オフィスに設置した監視カメラの映像は、業務効率化や環境改善に役立てることが可能です。
監視カメラの設置によって見つかった改善策の具体例として、以下を紹介します。
業務効率や環境改善で、人件費の削減や、スタッフのストレスを軽減できる可能性があります。
ただし、仕事中ずっと監視されることを不快に思う従業員もいるでしょう。事前に説明し、理解を得てから設置してください。
店舗などに設置した防犯カメラの映像から、顧客の動きを分析することで、マーケティングに活用が可能です。
例えば、顧客の滞在時間や来店の多い時間、導線などを分析することで、効果的な店内レイアウトの検討や、適切な在庫管理、時間帯ごとの顧客層に合わせた商品の展開などの施策検討に活用でき、売上拡大につなげられます。
売上向上の施策に悩んでいる経営者の方は、監視カメラの設置をご検討ください。
ネットワークカメラを使用すれば、外出先からでもリアルタイムで監視カメラの映像を確認できます。
外出中に店舗でトラブルがおきた際にも、すぐに状況が把握できるため、素早く適切な初期対応が可能です。
また、ネットワークカメラは複数の拠点を持つ場合も活用できます。
直接訪問しなくても遠方の店舗の状況が見えるため、効率的な運営管理が可能になるでしょう。
撮影した映像はスマートフォンやタブレット、パソコンなどから見ることが可能です。
監視カメラは、形状や種類で分類できます。代表的なものとしては以下の3種類があります。
それぞれの特徴やメリットについて、詳しく見ていきましょう。
ドーム型は半球形で、一見すると防犯カメラだと分かりにくい見た目をしています。
店舗や応接室など、人に威圧感を与えたくない場所に設置するのがおすすめです。
内部にあるカメラは可動式で、撮影する方向を変更できます。
不審者や侵入者を追跡しながら撮影できるため、特定の人物を長時間映像に収めることができ、多くの情報を収集可能です。
バレット型は一目で監視カメラとわかる外観をしています。
撮影対象に「監視されている」という威圧感を与えることにより、犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます。
また、ドーム型と比較しズーム性能が良いため、遠くまで撮影できるのが強みです。
さらに、防塵・防水加工された商品が多く、駐車場や工事現場などの屋外でも使用できます。
ただし、ドーム型と違い設置後の撮影範囲の変更ができないため、設置時に画角の調整が必要です。
おすすめの設置場所としては、防犯カメラの設置を強調したい家の周囲や、事務所の出入口、駐車場や工事現場などが挙げられます。
置き型の防犯カメラは、配線工事の必要がないため、購入したらすぐに使えます。
置き場所に困らないサイズのものが多いため、家や事務所のどこにでも置くことができ、いつでも置き場所の変更が可能です。
置き型防犯カメラは自宅内のペットや子どもの見守りとして活用されるケースも多いです。
カメラ本体の金額も1万円以下で豊富なラインナップがあるため、初めて購入される方でも気軽に導入できます。
防犯カメラのデメリット・注意点は以下の2つです。
特にプライバシーに関しては、法律や条例が関わってくるため、しっかりと理解したうえで導入してください。
防犯カメラの映像に、映りこんだ内容によっては、プライバシーの侵害になる可能性があります。
例えば、無断で個人が特定できる映像を撮影したり、公開したりする行為は、肖像権の侵害にあたります。
また、自分の意志で公開していなくても、保存していた映像がサイバー攻撃などにより流出すると、責任を問われる可能性があります。
これらを踏まえ、防犯カメラを設置する際は、次のポイントに注意を払ってください。
なお、防犯カメラを設置する場合は、自治体の条例で防犯カメラの取り扱いについて定められているケースもあるので、事前にチェックしておきましょう。
防犯カメラは、設置するだけで悪意を持った第三者を牽制できる一方、おしゃれなお店の目立つところに設置する場合は、お店の雰囲気やデザインを損なう可能性があります。
特にバレット型は誰が見ても防犯カメラとわかる形状をしているため、店舗の雰囲気を壊したくない方は取り扱いに注意が必要です。
店舗に防犯カメラが設置されていると、常に監視されていると感じ、ゆっくりくつろげないと感じる方もいるでしょう。
そのため、防犯カメラを選ぶ際は、性能や値段だけではなく、形や色といった見た目にも注目してください。
店舗に馴染むデザインの機種を選べば、雰囲気を損なわずに済みます。
防犯カメラのメリットは以下の7つです。
プライバシーや外観にも配慮しつつ、自社の用途に合ったものを選びましょう。
株式会社ファーストでは、一般的な防犯カメラ以外にも、赤外線センサーやAI、侵入検知など、さまざまな機能を有するカメラを準備しています。
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