4桁パスワードは危険?中小企業が今すぐ見直すべきセキュリティ対策とは?

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🧠そのパスワード、破られるのは一瞬かも?

 

皆さんは普段、どのようなパスワードを使っていますか?

「0000」や「1234」など、わかりやすい4桁の数字パスワードを使っている方も多いかもしれません。
ですがそれ、たったの0.2秒で突破される可能性があるとしたら──驚きませんか?


🕹 4桁の数字は、コンピュータにとって“無意味な鍵”

 

4桁の数字パスワードは、組み合わせ数でいえば10,000通り。
しかし、最近の攻撃ツールであれば、それらを一瞬で総当たりできてしまいます。

特に設定変更や管理画面に使用される「初期パスワード」がそのままの場合、狙われれば即アウトです。
しかも、悪意のある攻撃者はよく使われるパターンを熟知しています。

たとえば、誕生日(1984など)や「1234」「0000」といった連番、
さらには「会社名+部署名」など想像しやすい構造のパスワードは、
AIによる辞書攻撃や人間の予測であっさり破られてしまいます。


📰 某大手飲料メーカーも、サイバー攻撃で業務停止に

 

実際、2025年秋には国内の大手飲料メーカーがサイバー攻撃を受け、
受注や出荷などの主要業務が一時停止するという深刻な被害が発生しました。
販売機会の損失や信頼の低下につながる事態に。

こうした攻撃は、大企業だけが狙われるものではありません。
むしろ、セキュリティが甘い中小企業が「入り口」として狙われるケースも増えています。


📊 パスワードの“強さ”比較

【パスワード形式】      【推定突破時間】
--------------------------------------------------------
数字4桁           約0.2秒 〜 10秒
英数字6桁          数分 〜 数時間
英数字+記号8桁以上     数ヶ月 〜 数年
英数字+記号12桁以上    数千年 〜 理論上不可能

※ 条件によって前後しますが、「長く」「複雑」なほど安全性は飛躍的に向上します。


🛡 今すぐ始めたい パスワード運用チェックリスト

 

✅ 初期設定パスワードの変更(特に複合機・ルーター)
✅ 管理者アカウントの分離とアクセス制限
✅ 社員全体への “パスワードルール” の周知
✅ パスワード管理ツールの導入
✅ 重要システムは2段階認証に切り替え


✨ まとめ:「備えは静かに、被害は大きく」

 

サイバー攻撃は静かにやってきます。
破られてからでは遅く、被害は売上だけでなく信頼にも直結します。

「うちは大丈夫」と思う前に、一度だけ社内で問い直してみてください。
“そのパスワード、本当に守れてますか?”

当社では、パスワードを含めたOA機器全体のセキュリティ運用支援を行っています。
ご相談だけでも歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

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